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文化・教育


finland

 1世紀頃フィンランド人が北の地に定住しました。その後12世紀の中ごろまで、今日フィンランドと呼ばれている地域では政治的な真空状態にありましたが、 1323年にスウェーデンの支配下に入ります。1809年、今度はロシアがフィンランドに対する影響力を強め、スウェーデンとの戦争で、フィンランドを占領しました。ロシアからの支配の後、1917年ようやくフィンランドはロシアより独立し、フィンランド共和国が成立しました。独立して共和国となったフィンランドは1920年代以降、飛躍的に発展します。1955年に国連に加盟、1986年EFTA(欧州自由貿易連合)に加盟し、1995年からはEU(欧州連合)に加盟しています。

<文化>

 フィンランドの文化といえば、民族叙事詩「カレワラ」は多くの芸術家のインスピレーションの源泉となっています。作曲家ジャン・シベリウス、建築家アルヴァル・アールト、ムーミンの作者トーヴェ・ヤンソンなど世界的に知られています。近年映画監督アキ・カウリスマキの作品が人気を集め、現代音楽、メディア・アート、デザインの若手アーティストが注目されています。文化に割当てられる国家予算の35%は文化機関に、54%は文化助成金、5%は芸術家年金/ 奨励金、6%は文化振興費として当てられています。

<教育>

 2000年のOECD学力調査で、フィンランドは読解力、リテラシーが1位、数学が4位、化学が3位と好成績を収め、一躍注目を集めました。2003年に実施された第2回目の調査では、調査項目4分野の全てで世界第1位グループとなったフィンランド。90年代の教育改革で、自治体や学校に権限を委譲したことが功を奏したといわれています。学歴の男女差はほとんどなく、大学ではむしろ女子学生の数が男子学生を上回っています。

<その他>

 1906年フィンランドの女性は、ヨーロッパで初めて普通平等選挙権を獲得し、世界で初めて議会選挙に立候補できるようになり、完全な政治的権利を獲得しました。2000年に行われた大統領選挙の結果、タリア・ハロネン大統領が選出され、フィンランド史上初めての女性大統領が誕生しました。また、2003 年3月の総選挙で当選した女性議員数は200人中74人で、全体の約40%を占めています。