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産業


finland

 2004年の世界経済フォーラムによる国際競争力ランキングの発表では、フィンランドは2003年に引き続き世界第1位と評価されています(日本は9 位)。携帯電話シェア世界第1位のノキア社に代表されるエレクトロニクス産業及び製紙・木材産業が盛んです。今後の貿易の柱として高齢者福祉産業とエレクトロニクス産業を組み合わせた新産業の育成に力を入れており、このことが本プロジェクトの誕生にも大きく関わっています。

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<オウル市の産業クラスター>

 オウル市は、首都ヘルシンキ市から約600キロ北に位置する人口約12万の地方都市であり、「オウル大学」をハイテク企業の立地の鍵として位置付け、積極的な産学連携に取り組んでいます。

 その中核的な地域として、

  1. IT関連の企業が集積する「テクノポリス」
  2. 半導体関連をターゲットとする「マイクロポリス」
  3. オウル大学医学部や大学病院との連携を軸にした医療・福祉関連の「メディポリス」

などのサイエンスパークが整備されています。北極圏にも近い他の北部に位置する都市は人口減少が続く一方で、オウル市は産業クラスター形成による産業振興が功を奏し、人口増加率の最も高い都市でもあります。

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<テクノポリス>

 これらサイエンスパークの中でも、テクノポリスとメディポリスを開発・運営するのが、オウル市が中心になって出資しているテクノポリス社で、ヘルシンキ証券取引所に上場し、株式公開している数少ないサイエンスパーク運営会社です。

 テクノポリスには、ノキアの研究所をはじめ、約140社のハイテク企業が集積し、3,500人が就業しています。

 その中核施設が、カフェテリア・テクノポリス社オフィス・ベンチャー企業向けオフィスからなるスマートハウスと呼ばれる施設で、食堂のような人が集まる施設を中心に据えたことで、活発な企業間交流が促され、様々なビジネスコラボレーションに発展しているといえます。