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フィンランド概要

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人口は約540万人、国土面積は338千k㎡で日本の9割ほどですが、森林が68%、湖沼が10%を占めることから「森と湖の国」といわれています。豊富な森林資源を利用した従来の産業のほか、ノキアをはじめとする情報通信産業、クリーンテック(環境技術)などが盛んです。近年では、洗練され機能的なフィンランドデザイン、ゲーム産業や多くのスタートアップ企業が世界的に注目されており、国家戦略に基づいたイノベーションを常に促進しています。技術が発達する一方、人々の生活は自然に根ざしており、森にベリーやキノコを取りに行ったり、湖畔のサマーコテージでサウナを楽しむことも忘れません。また、欧州で始めて、世界で3番目女性に参政権を与えた(1906年)のもフィンランドであることから、男女平等の意識も高く、フィンランド政府の大臣の男女比はほぼ半々であるなど、女性の社会進出も進んでいます。

健康福祉分野では、日本よりも早く高齢化社会を迎えたこともあり、経済的自立、尊厳を重んじた自己決定権、社会性の維持という目標のもと、予防的福祉というフィンランドの高齢者施策の特徴が生み出されました。特に地方都市のオウル市はICTと健康福祉技術分野で主要拠点となっており、高齢者福祉産業×エレクトロニクス産業の先進的な取り組みが、国際的にも評価されています。フィンランドは、世界の健康技術経済国のトップ3であり、人口1人当たりのデジタルヘルス関連スタートアップの数は世界一(2018)です。AI、遠隔医療・ケア、ホームモニタリング機器等、革新的なソリューションを提供しているほか、多数を対象としたケアからパーソナルケアへの移行を促進しています。

基本概要

  • 人口

    550万人

  • 首都

    ヘルシンキ

  • 独立

    1917年
    (国家元首:大統領)

  • 信用格付け

    AA+ Fitch
    Aa1 Moody’s
    AA+ Standard&Poor’s

  • 政治体制

    共和制
    議会制民主主義

  • 国際関係

    1955年国連加盟
    1995年EU加盟

  • 通貨

    ユーロ

  • 法人税

    20%

  • 公用語

    フィンランド語
    スウェーデン語
    (英語能力指数世界5位※1

  • 1人当たりGDP

    46,017ドル
    (2017)

  • イノベーション

    革新的な国:世界1位※2
    世界で最も産学連携が
    優れている国※3

  • 生活

    世界で一番幸せな国※4
    家族生活指標:世界1位※4

出典

※1 Education First (EF) 2016
※2 The Consumer Technology Association (CTA)™ 2018
※3 Global Innovation Index 2016
※4 Expat Insider, Family Life Index 2017